中国の電子商取引大手・アリババグループの2017年度第3四半期の収入は、予想を上回り54%の伸びを記録しました。これにより、アリババの年間収入の伸び率は5ポイント増えて53%へと上方修正されています。
アリババグループは24日夜、2017年度第3四半期(2016年10月1日から12月31日にかけて)の業績を発表し、同期の収入が532億4800万人民元に達したことを明らかにしました。第1四半期と第2四半期の収入伸び率はそれぞれ59%と55%の強い成長を見せており、3四半期連続して50%を超えたことになります。
2016年12月31日までにアリババ傘下の中国小売プラットフォームの月間アクティブユーザー数は4億9300万人に達し、第2四半期より4300万人増えました。
アリババグループは、電子商取引以外の業務収入も急速に増加しています。第3四半期ではクラウドコンピューティング業務収入が昨年同期より115%増えたほか、デジタルメディアと娯楽業務の収入は昨年同期より273%、イノベーションプロジェクトおよびほかの業務収入も昨年同期より61%増えました。
(中国国際放送局)
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