アップルにとって、2016年は間違いなく苦しい一年だった。多くの利益を創出したが、iPhoneの販売台数は前年比で減少した。新型MacBook Proは、大きな批判にさらされた。低スペックの割に価格が高いというのだ。
Brand Keysによる「2017年ユーザー忠誠度指数」によると、アップルのスマホ、音楽ストリーミングサービスなどの体験が最高となっている。
アップルはスマホ、タブレットPC、ノートPCで1位になっている。ただMacBook Proの満足度はやや低下した。
多くの人がアップル低迷を唱えており、このような考え方に染まってしまいそうなほどだ。Brand Keysの報告書は、このような考えを払拭できるかもしれない。内情に詳しくなければ、新型MacBook Proは完全に失敗したと判断するかもしれないが、実際にはそうではない。新型機は消費者の間で非常に流行している。アップルのフィル・シラー上級副社長は昨年11月、オンラインショップの新型MacBook Proの予約量は、従来を上回ると述べたほどだ。
販売データは失望的で、悲観的な説が飛び交っている。アップルの最高の時代が終わったと考えがちだが、ユーザーに直感的で楽しい体験を提供するという面では、アップルは依然として名手と言える。
(チャイナネット)
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