昼寝は健康を促進するが、どのくらい寝るのが最適なのだろうか?米ペンシルバニア大学はこのほど米国の老年医学誌に掲載した研究結果で、毎日の昼寝時間は1時間が最適で、それにより脳を5歳若くすることができるとした。生命時報が伝えた。
研究チームは65歳以上の被験者3000人を集め、アンケート調査を通じて、その昼寝の習慣と記憶・認知能力を調べた。分析結果によると、毎日1時間昼寝をする人と比べ、昼寝をしない人の記憶・認知能力の成績が悪く、認知能力が低下するリスクが4−6倍となった。また1時間以上昼寝する人と比べた場合も、各種テストでより良い成績を収めることが明らかになった。
この研究結果から脳の健康に最も適した昼寝時間は1時間で、これを上回っても下回ってもよくないことがわかった。研究チームは「1時間は昼寝に最も適した時間だ。長期的に昼寝を心がければ、脳の老いを大幅に遅らせることができる」と結論付けている。
(人民網日本語版)
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