新華網北京1月24日(記者/孫辰茜)中国外交部華春瑩報道官は23日、中国側は日本側にアパ(APA)ホテルで右翼書籍を置く厳重性を認識し、責任を切実に持って関連問題を適切に処理し、中日関係に新しい障害をもたらさないよう日本側に促すと表示した。
当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。報道によると、日本のアパホテルのCEO・元谷外志雄が客室に備えられた右翼書籍を撤去しないと称した上、数ヶ月も経てば物事は忘れ去られてしまうと公言した。更に日本の岸田文雄外相も「日中関係は2千年の長い歴史がある。一時期の歴史に過度に焦点をあてることによって、歴史をとらえるのはいかがなものか」と述べた。中国側はこれにどう対応するか?
華報道官は次のように述べた。歴史を忘れることは裏切りを意味し、罪責を否認することは再犯を意味する。日本の一握りの人が歴史を「ゼロに戻そう」とすればするほど、記憶は益々鮮明な形で「再起動」される。これらの人々の正義に悖る行為には中国民衆が強く憤慨している。 華報道官は更に次のように述べた。日本政府はいわゆる「言論の自由」を口実に責任から逃れてはならない。また、「歴史に過度に焦点を当てる」という言い方で国民をミスリードしてもいけない、「我々は日本側にこの問題の厳重性を認識し、責任を切実に持って関連問題を適切に処理し、中日関係に新しい障害をもたらさないよう日本側に促す。」(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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