新華網香港1月21日 (記者/戦艶)香港証券取引所グループの李小加行政総裁は19日、香港証券取引所はメインボードと起業ボード以外にも新しいボードを創設し、香港の金融市場での競争力を向上させる方針だが、具体的な日程は確定していないことを明らかにした。
香港証券取引所が2017年の業務展望を発表した際に、李小加行政総裁は次のように説明した。香港証券取引所は新しいボードの起案書を作成中で、ターゲット企業の香港市場での上場をいかにして呼び込むか、投資家資格の要求事項の制定、新規上場及び上場の継続に関する要求事項、投資家保障措置などを含む。現在、監督管理機関と協議を進めており、適当な時期に起案書に関する市場リサーチを実施する予定だという。
李小加行政総裁は次のように説明した。近年は市場の更なる細分化、多次元の市場の発展が必要で、これによって多国籍企業及び新経済モデルを代表する新興企業のニーズに対応する。このほか、投資家も香港が引き続き投資家へ高度な保障を与えるだけでなく、上場企業の種類を増加して市場により多くの選択肢を提供できることを望んでいる。
(新華社より)
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