新華網スイス・ダボス1月20日(記者/凌馨、鄭茜)国際オリンピック委員会(IOC)とアリババ(阿里巴巴)グループは19日、スイス・ダボスで長期的にパートナーシップを構築することで合意したと発表した。アリババはIOCの「クラウドサービス」と「電子商取引(Eコマース)サービス」分野における唯一の公式スポンサーになると同時に、オリンピックチャンネルの開設でもパートナーを務める。
アリババグループの張勇首席執行官は次のように説明した。2028年までに、アリババは自社のEコマース分野で長期的に蓄積してきたビックデータ能力を通じて、IOCの五輪ブランドと知的財産権が十分に保護されるように強化するために協力するだけでなく、世界中で五輪関連のEコマースシステムを形成する。IOCはまた、アリババはデジタルメディアの技術と得意分野を生かして、中国人ユーザー向けのオリンピックチャンネルの充実化とカスタマイズを行う。
オリンピック・パートナープログラム(TOP)は、企業とIOCとの最高位のスポンサー制度で、IOCは現在、アリババ以外に、コカ・コーラ、パナソニック、サムスンなどの世界の企業12社とパートナーシップを確立している。
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