新華網ワシントン1月17日(記者/江宇娟)国際通貨基金(IMF)が16日発表した報告書によると、新興経済体の成長見通しの改善が後押しされるなか、今年と来年2年間の世界経済成長率は2016年の成長率をやや上回る見通しだが、世界経済は依然として保護主義の高まりや世界的な金融条件引き締めなどの下押しのリスクに直面していることが示された。
IMFは当日発表した『世界経済見通し報告書』の更新内容の中で、今年と来年2年間の世界経済成長率予測をそれぞれ3.4%と3.6%とし、これらが当機構の昨年10月の予測と一致し、昨年の成長率3.1%を明らかに上回るものと予測している。
IMFは報告書の中で、新たな予測は米国新政権が政策枠組みを調整することで世界的なスピルオーバー効果がもたらされる可能性を考慮したものだと指摘している。
(新華社より)
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