どの年代の人が最も旅行が好きなのだろう?旅行サイト・携程旅游グループが11日に発表した「2016年中国人観光消費報告」によると、旅行の主力層は現在、60後(1960年代生まれ)から90後(90年代生まれ)で、うち、消費能力が最も高いのは70後(70年代生まれ)、携程網の旅行商品の予約額が最高だった。以下、60後、80後(80年代生まれ)と続く。同データから、お金も時間もある中高年や高所得層が旅行に最も惜しみなくお金を使っていることが分かる。また、若い90後や00後(2000年代生まれ)も急速に伸びており、オンライン予約の面では最もアクティブなグループだ。16年、携程網を通して中国国内旅行、海外旅行を最も多く予約したユーザーは計20回以上で、1年間のうち100日以上を旅行に費やしていた。旅行サイトの記録で、最年長のユーザーは101歳で、クルーザーで日本や韓国に旅行に出かけた。
消費総額1位は上海 一人当たりの消費額最高は北京
どの都市の市民が旅行に最もお金を使っているのだろう?16年の都市別ランキングによると、旅行予約総額トップ20は、上海、北京、広州、成都、杭州、深セン、南京、天津、武漢、重慶、西安、昆明、長沙、厦門(アモイ)、瀋陽、鄭州、済南、青島、哈爾濱(ハルビン)、合肥だった。
上海、北京、広州の三大特大都市がトップ3に入り、4-10位の成都、杭州、深セン、南京、天津、武漢、重慶は新一線都市。その後に西安、昆明、長沙、厦門、瀋陽が続き、オンラインによる旅行予約がいち早く普及した都市になっている。
では、一人当たりの旅行支出が最も多いのはどの都市なのだろう?報告のランキングでは、トップ20は、北京、上海、瀋陽、温州、大連、烏魯木斉(ウルムチ)、長春、蘭州、済南、銀川、南京、呼倫貝爾(フルンボイル)、杭州、天津、寧波、無錫、福州、鄭州、武漢、泉州だった。
トップだった北京は、1度の旅行に一人当たり4100元(約7万円)使っていた。2位の上海は3892元(約6万6100円)だった。二・三線都市や中西部地域で、海外旅行市場が急速に成長しているのを背景に、瀋陽、温州、大連、烏魯木斉、長春、蘭州などの都市も、トップ20にランク入りしている。
では、旅行が好きなものの、最も節約型なのはどこの都市の人なのだろう?16年、携程網は数十億元分の割引券を発行し、その受け取り数や使用金額などを見ると、その答えは、上海、北京、南京、杭州、広州、天津、深セン、武漢、長沙、成都の市民であることが分かる。
(人民網日本語版)
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