中国銀行業監督管理委員会が10日に明らかにしたところによりますと、おおよその統計の結果では、中国の銀行業界は2016年12月末時点で、資産残高が前年同期比15.8%増の226兆3000億元、純利益が前年同期比4%増の2兆元に達したことが分かりました。
また、12月末現在、商業銀行の不良債権の比率が1.81%、資産利益率が0.99%、資本利益率が13.2%、自己資本規制比率が13.3%で、世界的に良好な水準に達しています。
銀行業界の今後の発展について、同日開かれた2017年全国銀行業監督管理活動会議では4つの提案が出されました。1つ目は銀行業界のコーポレート・ガバナンス改革を深める。2つ目に農村部の金融改革に力を入れる。3つ目にすべての人に開放した金融メカニズムを整備する。4つ目に銀行業の対内対外開放を拡大する。以上の4つが会議で提案されました。
(中国国際放送局)
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