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「ジェンダーレス男子」が日本で流行 女装はファッション?
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-01-11 15:58:15 | チャイナネット | 編集: 吴寒冰

女装したGENKING

女装したとまん

  流行の変化に伴い、男性が化粧をすることは珍しいことではなくなり、日本の若い男性の間に新たなブームが生まれている。『ニューヨーク タイムズ』によると、「ジェンダーレス男子」が日本のファッション界をリードし、髪を染め、カラーコンタクトレンズをつけ、口紅を塗り、ネイルアートをするという彼らの行為は知らず知らずのうちに男女の服装の基準を変えている。専門家は、日本の多くの男性が同じような服装だが、「ジェンダーレス男子」はファッションと外見を通して自分を表現したいと思っていると分析。

  流行する「ジェンダーレス男子」

  毎朝外出前に、とまんは東京都の初台にあるアパートで40分かけて丁寧に化粧する。見た目は男性というより、女性である。日本人が昔から性別に合った着こなしをしてきたのと比べ、とまんは驚くべき選択をした。

  とまんはモデル兼音楽グループの歌手で、SNSに多くのフォロワーを持ち、テレビ番組にもよく出演している。彼は自分が女性の格好をしているのではなく、「ジェンダーレス男子」だと思っている。

  小柄な体型のとまんは、「心は男、性別の考え方は必要ない。自分のスタイルに合う場所を探すべきで、男はこうあるべき、女はこうあるべきということはない。男も女も同じ人間」と話す。

  異性の服を着るのはおしゃれ

  西洋では異性の服を着ることは性と関係するが、日本ではおしゃれであることが多い。東京大学で日本の服装と文化を研究する門田正文氏は、「女性のような格好をする男性に対する日本人の反応は外国と異なる。日本で、外見と性傾向は別物である」と話す。

  とまんは、「自分は同性愛者ではなく、化粧は自分の欠点を隠すため。自分の多くの場所に自信がない。自分の顔が本当に嫌い」と明かした。

  ほかの「ジェンダーレス男子」も、外見と性傾向は関係ないと考えている。18歳の北島卓也さんは、「化粧をし、自分の思い通りの格好をしているだけ。男女の服装はややあい昧になっているが、本質から異なる。男は女を守るべきで、この原則が変わることはない。男は女より強く、男は働かなければいけない」との考えを示した。

  実は、日本の演劇界には昔から異性の服を着る伝統がある。歌舞伎では男性が、宝塚では女性が男女両方を演じる。現代においては、アニメや男性音楽グループがこの風潮に拍車をかけ、性別の特徴が明確でない男性が増えてきた。

(チャイナネット)

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新華網日本語

「ジェンダーレス男子」が日本で流行 女装はファッション?

新華網日本語 2017-01-11 15:58:15

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女装したとまん

  流行の変化に伴い、男性が化粧をすることは珍しいことではなくなり、日本の若い男性の間に新たなブームが生まれている。『ニューヨーク タイムズ』によると、「ジェンダーレス男子」が日本のファッション界をリードし、髪を染め、カラーコンタクトレンズをつけ、口紅を塗り、ネイルアートをするという彼らの行為は知らず知らずのうちに男女の服装の基準を変えている。専門家は、日本の多くの男性が同じような服装だが、「ジェンダーレス男子」はファッションと外見を通して自分を表現したいと思っていると分析。

  流行する「ジェンダーレス男子」

  毎朝外出前に、とまんは東京都の初台にあるアパートで40分かけて丁寧に化粧する。見た目は男性というより、女性である。日本人が昔から性別に合った着こなしをしてきたのと比べ、とまんは驚くべき選択をした。

  とまんはモデル兼音楽グループの歌手で、SNSに多くのフォロワーを持ち、テレビ番組にもよく出演している。彼は自分が女性の格好をしているのではなく、「ジェンダーレス男子」だと思っている。

  小柄な体型のとまんは、「心は男、性別の考え方は必要ない。自分のスタイルに合う場所を探すべきで、男はこうあるべき、女はこうあるべきということはない。男も女も同じ人間」と話す。

  異性の服を着るのはおしゃれ

  西洋では異性の服を着ることは性と関係するが、日本ではおしゃれであることが多い。東京大学で日本の服装と文化を研究する門田正文氏は、「女性のような格好をする男性に対する日本人の反応は外国と異なる。日本で、外見と性傾向は別物である」と話す。

  とまんは、「自分は同性愛者ではなく、化粧は自分の欠点を隠すため。自分の多くの場所に自信がない。自分の顔が本当に嫌い」と明かした。

  ほかの「ジェンダーレス男子」も、外見と性傾向は関係ないと考えている。18歳の北島卓也さんは、「化粧をし、自分の思い通りの格好をしているだけ。男女の服装はややあい昧になっているが、本質から異なる。男は女を守るべきで、この原則が変わることはない。男は女より強く、男は働かなければいけない」との考えを示した。

  実は、日本の演劇界には昔から異性の服を着る伝統がある。歌舞伎では男性が、宝塚では女性が男女両方を演じる。現代においては、アニメや男性音楽グループがこの風潮に拍車をかけ、性別の特徴が明確でない男性が増えてきた。

(チャイナネット)

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