新華網北京1月11日(記者/鄭昊寧)「馬雲(ジャック・マー)氏は『非常に優れた企業家で、世界で最もすばらしい企業家の一人』だ。」と米国のドナルド・トランプ次期大統領は9日このアリババグループ取締役局の馬雲会長と会見した後に語った。その日、二人はニューヨークのトランプタワーで約40分間にわたって会談した。会談終了後、彼らはロビーで待機していたメディア記者に、「我々は中米貿易に関する議題について特に力を入れて語り合い、具体的にはアリババが二国間貿易を通じて米国の雇用創造をいかに支援していくかを含む内容について語り合った。」と述べた。
ブルームバーグ社の報道の見解では、アリババの計画に基づけば、一軒の中小企業と一戸の農家がアリババサイトで商売をするために、新たな雇用を一つ増やす見通しで、それにより100万人の雇用が増えるという。馬雲氏は、会談は非常に「成果に富む」もので、トランプ氏が両国関係や貿易に対していずれも「開放」的な態度を持っているとみなしている。この中国の電子商取引の先駆者は記者に対し、彼と米国の次期大統領が、中米関係を「強化し、より友好的なものとすべきで、両者がより上手く行うことができる」に賛同の意を示したと語っていた。
トランプ氏は大統領選挙中及び選挙勝利後に米中貿易に対して強気な発言を行い、米国の多くの企業が対中輸出や投資に影響を受けるのではないかと懸念していた。しかし、馬雲氏は会談後記者に、「トランプ氏にはトランプ氏の『考え』があり、また『解決方法』もあるので、トランプ氏はこの議題についてアリババや中国と討議することを望んでいる。」と語った。
(新華社より)
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