北京市体育局はこのほど、「北京市全民健身実施計画(2016-2020)」を発表し、今後5年の北京体育事業の発展目標を明らかにした。これによると、北京でスポーツや運動に日常的に参加する人口は2020年までに1000万人に達し、市民の体質基準達成率は93%を超える見通しだ。ウィンタースポーツの普及も進み、ウィンタースポーツ人口は500万人に達する。運動場・設備の整備も進み、一人当たりの面積は2.25平方メートルを保つ。
2022年北京冬季五輪大会の開催準備を後押しするため、「実施計画」は、フィットネス公共サービス体系の構築に向けた取り組みを明確化すると同時に、北京冬季五輪大会を契機に大衆のウィンタースポーツ発展を積極的に推進することを強調している。同計画は、大衆のウィンタースポーツ活動の幅広い展開やウィンタースポーツ関連団体の発展の支援、ウィンタースポーツの競技場・施設の建設の強化、ウィンタースポーツ関連の人才養成の強化、ウィンタースポーツの知識の普及などによって、2022年の北京冬季五輪大会への社会全体の積極的な支援と参加に向けたムード作りをはかることをねらいとしている。
(チャイナネット)
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