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モーメンツで書籍リストを共有 読書の新しい楽しみ方
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-01-07 10:01:40 | 人民網日本語版 | 編集: 薛天依

  第十三次全国国民閲読調査データによると、国民の総合読書率が79.6%、電子書籍の読書率は64.0%、1人あたりの紙媒体図書の平均読書冊数は4.58冊に達し、再びその記録を更新した。電子書籍を閲覧するのに用いる「電子書籍端末」は紙媒体図書の読書冊数に影響を与えるどころか、かえって読書冊数を増加させている。電子書籍と紙媒体図書はそれぞれの一長一短を互いにカバーしながら、読書人口をますます増加させている。読書は特に若者の間で新たなトレンドとなりつつある。天猫図書データによるとその購買層は21歳から30歳までの若い世代が全体の40%を占めており、2016年の「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」においてはその主力購買層となったという。人民日報が伝えた。

  この年末年始にはソーシャルメディアなどで多くの人が「2017年の新年の始まりにはどのような本を読んで自分を高めるべきか?」というトピックを共有したり、このトピックに関する意見を交わしたりしていた。このように読書は現在ますます多くの人々にとって日常生活の中で欠かせないものとなってきている。

  ますます多元化していく拡散手段

  「書単来了(書籍リストがやってきた)」という名の微信(WeChat)公式アカウントのホームページの目立つ場所には「書籍リストデータベース」のリンクがあり、そのリンクをクリックすると人文、社会科学、経営、科学技術、生活、文芸など、さまざまなジャンルに分けられた非常に長い書籍リストが表示される。「このリストは常に更新されていて、何週間か毎に新しい書籍とその紹介が追加される」と語る中国人民大学新聞学院本科3年生の蘇日楽格さんはこのアカウントの「常連客」だ。そんな蘇日楽格さんは「定期的に最新リストをチェックして、気に入った書籍は購入して読んでいる」という。

  書籍はたくさんあるが、一体どの本を読んだ方がいいのか、ある分野で必読すべき書籍はどれかといった問題に頭を悩ませる人が多いだろう。推薦図書はこうした問題を解決するため生まれ、身の回りの友人たちの口コミから著名人がリストアップしたリスト、権威あるメディアによるポイント制のランキングなどは、かなり以前からすでに存在していた。そして現在に至っては新しい技術を用いることで、推薦図書にさらに広いプラットホームを提供し、その拡散手段も新しいものが次々と登場し、ライブ配信や漂流図書(読み終わった書籍を公共の場で共有していく活動)といった新しい方式でますます多くの人々を読書というコミュニティに惹きつけている。

  細分化が進む読書のジャンル

  出版界の著名人である路金波氏によると、各種メディアが期せずしてほぼ同じ時期に推薦図書ランキングを打ち出したことには社会的な原因と深く関わりがあるのだという。

  路氏は「インターネット技術の進歩、特にソーシャルメディアの発展に伴い、書籍を簡単にそして効率よく読者に届けることが可能となった。これは10年前には想像もできなかったことだ。その昔、新聞の書評欄や雑誌の専門コーナーにおける書籍の推薦はその対象が非常に狭く、その多くは知識層の好みに合わせた学術的な価値や読書家を気取った偏向的な書籍が多かった。しかし現在の推薦図書はそのメディアプラットホームのファンと流量から選ばれており、共通の読書の好みをもつため、その推薦図書の効率も大いにアップしている」とした。

  読書産業が拡大していくにつれて、その種類もさらに細分化されつつある。この細分化とは書籍という商品だけを指すのではなく、その読書方法や読者にも同様の変化を及ぼしている。

  図書出版の角度からみると、その書籍のジャンルが増加し続けているだけでなく、人々に異なる読者層やジャンルの書籍を提供している。例えば児童書を例にあげると、児童書のカテゴリには科学普及図書、アニメ・コミック、幼児向け啓蒙図書、軍事関連図書といった数多くのジャンルが含まれる。

  さらに細分化が進んでいるのがその読書方法だ。紙媒体図書と電子書籍のほかにもさまざまな読書を扱ったスマホアプリやオーディオブックといったマルチメディアも多くの人々の読書方法となりつつある。今では通勤中や仕事の合間に携帯電話などで読書したり、本を聞いたりといった光景もしばしば目にすることができる。

  ヒマラヤFM連合の創始者兼共同CEOの余建軍氏はオーディオブックというメディアが持つ特性は、人々の日常生活のちょっとした空き時間などを有効的に利用して読書を楽しむことができるという見方を示し、「異なるメディアの異なるコンテンツを通じて、国民が読書する土壌を形成していくことは、いわば社会の発展において必然のことだ。こうした新しい方法は異なる角度から人々の読書習慣を養っていき、細分化された人々の様々なニーズを満たしてくことになるだろう」としている。

  

  (人民網日本語版)

 

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新華網日本語

モーメンツで書籍リストを共有 読書の新しい楽しみ方

新華網日本語 2017-01-07 10:01:40

  第十三次全国国民閲読調査データによると、国民の総合読書率が79.6%、電子書籍の読書率は64.0%、1人あたりの紙媒体図書の平均読書冊数は4.58冊に達し、再びその記録を更新した。電子書籍を閲覧するのに用いる「電子書籍端末」は紙媒体図書の読書冊数に影響を与えるどころか、かえって読書冊数を増加させている。電子書籍と紙媒体図書はそれぞれの一長一短を互いにカバーしながら、読書人口をますます増加させている。読書は特に若者の間で新たなトレンドとなりつつある。天猫図書データによるとその購買層は21歳から30歳までの若い世代が全体の40%を占めており、2016年の「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」においてはその主力購買層となったという。人民日報が伝えた。

  この年末年始にはソーシャルメディアなどで多くの人が「2017年の新年の始まりにはどのような本を読んで自分を高めるべきか?」というトピックを共有したり、このトピックに関する意見を交わしたりしていた。このように読書は現在ますます多くの人々にとって日常生活の中で欠かせないものとなってきている。

  ますます多元化していく拡散手段

  「書単来了(書籍リストがやってきた)」という名の微信(WeChat)公式アカウントのホームページの目立つ場所には「書籍リストデータベース」のリンクがあり、そのリンクをクリックすると人文、社会科学、経営、科学技術、生活、文芸など、さまざまなジャンルに分けられた非常に長い書籍リストが表示される。「このリストは常に更新されていて、何週間か毎に新しい書籍とその紹介が追加される」と語る中国人民大学新聞学院本科3年生の蘇日楽格さんはこのアカウントの「常連客」だ。そんな蘇日楽格さんは「定期的に最新リストをチェックして、気に入った書籍は購入して読んでいる」という。

  書籍はたくさんあるが、一体どの本を読んだ方がいいのか、ある分野で必読すべき書籍はどれかといった問題に頭を悩ませる人が多いだろう。推薦図書はこうした問題を解決するため生まれ、身の回りの友人たちの口コミから著名人がリストアップしたリスト、権威あるメディアによるポイント制のランキングなどは、かなり以前からすでに存在していた。そして現在に至っては新しい技術を用いることで、推薦図書にさらに広いプラットホームを提供し、その拡散手段も新しいものが次々と登場し、ライブ配信や漂流図書(読み終わった書籍を公共の場で共有していく活動)といった新しい方式でますます多くの人々を読書というコミュニティに惹きつけている。

  細分化が進む読書のジャンル

  出版界の著名人である路金波氏によると、各種メディアが期せずしてほぼ同じ時期に推薦図書ランキングを打ち出したことには社会的な原因と深く関わりがあるのだという。

  路氏は「インターネット技術の進歩、特にソーシャルメディアの発展に伴い、書籍を簡単にそして効率よく読者に届けることが可能となった。これは10年前には想像もできなかったことだ。その昔、新聞の書評欄や雑誌の専門コーナーにおける書籍の推薦はその対象が非常に狭く、その多くは知識層の好みに合わせた学術的な価値や読書家を気取った偏向的な書籍が多かった。しかし現在の推薦図書はそのメディアプラットホームのファンと流量から選ばれており、共通の読書の好みをもつため、その推薦図書の効率も大いにアップしている」とした。

  読書産業が拡大していくにつれて、その種類もさらに細分化されつつある。この細分化とは書籍という商品だけを指すのではなく、その読書方法や読者にも同様の変化を及ぼしている。

  図書出版の角度からみると、その書籍のジャンルが増加し続けているだけでなく、人々に異なる読者層やジャンルの書籍を提供している。例えば児童書を例にあげると、児童書のカテゴリには科学普及図書、アニメ・コミック、幼児向け啓蒙図書、軍事関連図書といった数多くのジャンルが含まれる。

  さらに細分化が進んでいるのがその読書方法だ。紙媒体図書と電子書籍のほかにもさまざまな読書を扱ったスマホアプリやオーディオブックといったマルチメディアも多くの人々の読書方法となりつつある。今では通勤中や仕事の合間に携帯電話などで読書したり、本を聞いたりといった光景もしばしば目にすることができる。

  ヒマラヤFM連合の創始者兼共同CEOの余建軍氏はオーディオブックというメディアが持つ特性は、人々の日常生活のちょっとした空き時間などを有効的に利用して読書を楽しむことができるという見方を示し、「異なるメディアの異なるコンテンツを通じて、国民が読書する土壌を形成していくことは、いわば社会の発展において必然のことだ。こうした新しい方法は異なる角度から人々の読書習慣を養っていき、細分化された人々の様々なニーズを満たしてくことになるだろう」としている。

  

  (人民網日本語版)

 

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