国家電力投資集団公司は北京で5日、完全に独自の知的財産権を持つ原子炉保護システムプラットフォーム「NuPAC」が、中国国家核安全局と米原子力規制委員会(NRC)の認証を得たと発表した。これは同システムが中米政府核安全監督管理機構の行政許可を得て、欧米市場への技術進出条件を手にしたことを意味する。科技日報が伝えた。
国家電力投資集団公司総経理補佐、国家核電技術公司総経理の王中堂氏によると、NuPACは原子炉保護システムプラットフォームであり、原発デジタル化制御システムの重要設備だ。原発で地震や津波などの異常事態が発生した際に、原子炉を安全に稼動停止することができ、いわゆる原発の「守護神」となる。
(人民網日本語版)
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