韓国国会が9日午後、朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾訴追案を可決したことを受けて、中国外交部の陸慷報道官は北京で、「弾劾訴追案が韓国内政のことで、中国は干渉しない。中国は韓国情勢の早期安定化を望んでいる」と中国政府の立場を表明しました。
また、「朴槿恵氏が大統領に就任以来、中国と韓国の関係を推し進めるうえで、多大な努力を払ってきた。これを高く評価する。しかし、大統領在任中、韓国政府は終末高高度防衛ミサイル(THAADミサイル)の配置を決めた。これは中国の戦略安全利益に影響を与える。これには断固反対する」と述べました。
なお、現地時間9日午後、韓国国会で大統領弾劾訴追案を、299の議員のうち賛成234票で可決しました。
(中国国際放送局)
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