新華網モスクワ12月5日(記者/吉黎)ロシアのラブロフ外相は3日、ロ日平和条約問題を解決するのは容易なことではないと表明した。
ラブロフ外相は当日、モスクワを訪問中の日本の岸田文雄外相と会談した。ラブロフ外相は会談後に行われた記者会見で、両国首脳の委託を受け、双方は平和条約問題について、確かに、非常に細かいところまで話し合ったと述べた。ラブロフ外相は、ロシア側はロ日平和条約の問題を解決すると望んでいるが、これは容易なことではなく、辛抱強く長期間にわたってたゆまず努力する必要があると表明している。
ラブロフ外相は、「ロ日平和条約の問題はたいへん複雑で、双方の原則的立場には簡単には歩み寄れないだろうが、両国指導者は互いに受入れ可能な解決方法を探るという政治的な願いを早くから明確にしており、これはロ中双方の利益を確保し、また両国国民にも受け入れられるものだ。」と述べた。
(新華社より)
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