唯品会研究院がこのほど発表した報告書「『ピンクパワー』の復活:2008~2016年中国トレンド考察報告」では、ビッグデータの解析を通じて、中国のファッションの発展の大きな流れを描き出し、女性を代表的な層とするファッショナブルな生活スタイルを考察し、消費のバージョンアップにともなって出現した中国のファッションやトレンドに敏感な「ピンクパワー」を全方位的に解説している。「京華時報」が伝えた。
唯品会と同研究員のデータを解析してわかったことは、「品質」、「トレンド」、「丁寧で美しい暮らし」などといったキーワードが徐々に当たり前の生活哲学になり、消費者の衣食住や交通、利用、旅行など消費の各方面に浸透したということだ。同報告書によれば、唯品会のユーザーの31.6%がスーツ、トレンチコート、ブリーフケース、ワンマイルウェアのスカートといった通勤用の衣類や小物を購入し、中でもウールのコート、オックスフォードシャツ、牛革のメッセンジャーバッグなどは通勤のお供として人気が高い。
国際ぜいたく品ブランド上位10位番付では、トリーバーチ、アルマーニ、フェラガモ、グッチなどがファッション、コスメ、カバン類での好調な業績に支えられて、上位に並んだ。今年のマストバイ番付には、マイテノ、コロンビア、萃華、エリザベスアーデンなどのよく知られたブランドが名を連ねた。
今年の人気売上番付では、アップル、3匹のリス、森馬、エコーなどが販売が好調だったため、それぞれの製品分野で突出したブランドになった。今年のトレンド番付では、人気デザイナーの手がけるブランドやトレンドのブランドに注目が集まり、人気デザイナー吉承のオリジナルブランドjicheng、D2C、ポールフランクなどが若い消費者の間で高い評価を得た。
(人民網日本語版)
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