マレーシア中華大会堂、マレーシア漢文化センター主催の2016年マレーシア今年の漢字が4日、クアラルンプールで発表され、「貪」が選ばれました。
これについて、マレーシア中華大会堂の方天興会長は、「マレーシア国民の過ぎ去った1年を十分に表している。生活環境や社会情勢への関心、不安、不満のムードが反映されている」と分析しています。
マレーシアの今年の漢字選定は2011年から始まり、「貪」は2011年が第2位、2012年は第8位、2013年は第6位、一昨年の2014年も第8位、去年(2015年)は第2位と毎年TOP10に入っています。ちなみに、2011年から2015年までの今年の漢字はそれぞれ「転」、「改」、「漲」、「航」、「苦」でした。
方会長によりますと、これまで選ばれた漢字は、いずれもその年のマレーシアの国情を反映し、十分な代表性があり、マレーシア華人社会における重要な年中行事になりつつあるということです。
(中国国際放送局)
関連記事: