32歳のClarkさんは南アフリカ出身で、韓国の大学で客員教授をしている。彼女は中国のサスペンスドラマが外国でブームを巻き起こすにつれて、多言語字幕に対するニーズがますます高くなっていると指摘する。Clarkさんは「外国の映画とドラマを視聴したいという視聴者のニーズはいつもあるが、中国の映画とドラマに対する興味がより強くなっている。」と語った。
外国人のドラマファンたちは意外にも文化の壁を突破して中国のサスペンスドラマを追いかけ始めており、そしてドラマを追いかける情熱が中国人よりも強かったりする。これは一体なぜなのか?
ストーリーや俳優の演技に引き込まれて。
純粋にスターを追いかけるため。それと文化の違いを研究するため。
マーティンは異なる国のサスペンスドラマを比較するのがとても好きで、中国のサスペンスドラマと自分の一番好きな2つの作品―イタリアの「Commissario Montalbano(刑事モンタルバーノ)」(Inspector Montalbano)とスウェーデンの『刑事ヴァランダー』(Wallander)とを比較してみた。
マーティンは、スウェーデンのドラマの中で、スウェーデン人の事件捜査が特に「単調で、厳粛で、システマティック」に描かれているのに対し、イタリアはちょうど逆で気を抜いた感じで、ちょっといたずらっぽいところもあったりして、いつも法の網をくぐり抜けて事件捜査の近道を探し出しているとみなしている。
中国はどうか?中国人の事件捜査はチームワークと職務能力の高さを重視している。
マーティンは、中国のやり方の方が非常に人心を奮い立たせ、目標を達成しようとする人を励ますことができると思っている。
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