蒋励さん(蒋励さんと国境なき医師団が提供)
アフガニスタンの医療設備は非常に限られており、麻酔や呼吸器もなければ、集中治療室(ICU)もない。そのため、妊婦の死亡率も非常に高い。しかし、蒋さんは、現地の妊産婦の救世主となれるよう全力を尽くし、滞在した3ヶ月間、一人の妊産婦も死ぬことはなかったという。
蒋さんによると、ある時、女性が危篤となっていたものの、手当を受けて回復し、翌日にその女性の母親がブルーの花柄の布を持って病院にやってきた。「その女性に、『特別に市場に行って、蒋先生のために買ってきた。これで服を作って』と言われた」という。
「彼女たちにとっては布も非常に高価なものだから、とても感動した」と蒋さん。その後、その布で服を作り、良き思い出になっているという。
(人民網日本語版)
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