新華網ワシントン11月22日(記者/劉陽 徐剣梅) 米国の次期大統領ドナルド・トランプ氏は21日、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定からの撤退の意向を示す声明の発表を含めて、就任後100日以内に打ち出す政策を公開した。
「私はTPP離脱の意向を示す声明に署名する。(この協定は)米国にとって、災難となる。」トランプ氏はソーシャルメディアに発表したビデオ声明でこのように表明した。
「我々は 公平な二国間貿易協定の協議を行うことで、アメリカに雇用と工業を取り戻す。」と述べた。
トランプ氏はまた、エネルギー分野の法規を削減し、シェールガスとクリーン・コール関連企業の規制緩和によって雇用を拡大し、関連部門に対し全面的な国土安全政策の制定を要請し、ビザ発給の乱用を調査するなどを含むエネルギー、国土安全、不法移民などの問題で措置を講じると言った。
トランプ氏は11月9日、次期米国大統領に当選し、執政チームの結成に着手している。トランプ氏は来年1月20日、就任の宣誓を行う。
(新華社より)
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