遼寧省瀋陽にある瀋陽故宮博物院は22日、日本の四大国立博物館の一つである九州国立博物館との間における国際友好交流協定締結のための調印式を開催しました。
瀋陽の故宮は、中国に現存する宮殿建築群の中で、その保存状況が最も良好な二箇所の内の一箇所であり、清代初期に建てられた皇族の生活の場であると同時に、清国の統治開始後、康熙帝、乾隆帝、嘉慶帝、道光帝らが遠征の際に足を止め、宮廷の宝物を保管する重要な場所でもありました
瀋陽故宮博物院の白文煜院長は、「双方が国際友好館として関係を結ぶことは、互いが国際文化交流、文物収蔵と学術調査研究活動などの領域における協力関係を強化するものであり、中国の歴史と文化が世界に向けて歩みを進め、世界との交流を推進することにつながるだろう」と期待を寄せました。
(中国国際放送局)
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