新華網パキスタン・グワダル港11月15日 (記者/劉天)「中国・パキスタン経済回廊連合トレードチーム(TRADE TEAM)がパキスタン西部地域への横断に成功し、パキスタン南部のグワダル港に到着するのに伴い、中国・パキスタン経済回廊の「一回廊、多ルート」の理念が正に次第に現実になりつつあります。」 中国の孫衛東パキスタン駐在大使は13日に現地で行われた連合トレードチームの初の相互接続の試みを祝うイベントでこのように語った。
今回の連合トレードチームの相互接続の試みは中国・パキスタン経済回廊の提起から3年余りにわたり、双方がトラックチームによる回廊の横断を真に実現させた。チームは10月29日に中国新疆ウイグル自治区・カシュガルから出発し、パミール高原とヒンドゥークシュ山脈を経て、カラコルムと紅其拉甫達坂を越え、パキスタンの西部地域を抜けて、全行程は3115キロメートルを超えており、最終的には今月の12日に回廊最南端のグワダル港に到着している。
孫大使は、チームが行く先々で現地の民衆の熱烈な歓迎を受けたことは、中国・パキスタン経済回廊がパキスタンで堅実な民意の基礎と広範なコンセンサスを持つことを明らかにしていると述べた。孫大使は、今回のイベントは、協商、共同建設、共同享有の原則と互恵・ウィンウィンの精神の最も相応しい解釈で、これらの精神が未来の中国・パキスタンの経済回廊構築における強固な基盤となるだろうと述べている。