馬凱副総理は14日パリで、フランスのサパン財務相と共に第4回中国・フランスハイレベル経済財政金融対話会を主催しました。双方は、勢いがあり、持続可能で、かつ均衡した包容力のある経済成長を促すことや、貿易、投資、産業、金融における協力を深めることなどについて踏み込んだ意見交換を行いました。
この中で馬副総理は「経済、金融、財務の分野における協力は、中仏関係の重要な柱だ。この対話会は、それらの協力を統合するハイレベルメカニズムであり、双方の実務的な協力にとって重要なプラットフォームとなっている」と述べ、「フランス側と共に相互信頼と共栄の下で協力を強化し、新型の全面的戦略パートナーシップのレベルアップを図っていきたい」との中国側の意向を示しました。
サパン財務相は、原子力、金融、投資、貿易、農業、第3の市場などの分野で中国との協力を全面的に進めると示し、欧州連合(EU)による「中国のWTO加盟議定書」第15条を含めた国際義務の遵守を後押しするフランス側の姿勢を示しました。
なお、今回の対話会では、両国の貿易の促進や、医療、養老などの協力強化を含む60項目の成果が収められました。
(文字/中国国際放送局 写真/新華社)
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