第4四半期の見通しについて、スタンダードチャータード銀行は、8月と9月のマクロ経済指標のうち9項目が改善し、2項目が横ばいだったほか、経済先行指標のうち5項目の改善が続き、なかでも9月新規建設プロジェクト投資の年換算増加率が22%に達したことで、今後の投資増と経済成長の潜在力が明確に示されたと分析。有効な政策と通貨環境の支えがあることを踏まえてスタンダードチャータード銀行は、中国の第4四半期GDP成長率が6.9%、通年では6.8%に達するとの見方を示した。
BNPパリバは、中国政府が政策の安定を保ち、経済成長率を確保できれば、改革推進と金融リスクの抑制がさらに進むと分析した。こうした背景のもと、投資家が将来の中国経済の成長とモデル転換のなかで大量の投資チャンスを見出すことができると予想。特に、サービス業のオンライン販売 金融、観光、娯楽、医療保健に注目している。
(チャイナネット)
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