新華網北京10月19日 外交部の王毅部長は18日に北京で記者に次のように述べた。中国とフィリピンは海を隔てて向き合い、両国の人民は長い友好往来を保っている。2年前、両国関係の後退がフィリピン人民の利益を損ない、地域情勢の安定にもマイナス影響を与えた。しかし、ドゥテルテ大統領が就任後、中国との友好関係の再建を選択し、対話と協力の軌道に戻る意向を示したことは、フィリピン人民の願望を表すものであり、フィリピンの国家と民族の利益に合致するものであり、歴史発展の流れに順応しているので、いかなる人、いかなる勢力も妨げることはできない。
王部長また次のように示した。今日、ドゥテルテ大統領がまもなく海を越えて訪問しに来る。これは歴史的な訪問で、中比関係の新しい出発点になる。「私はみんなに教えたいのは、中国側も今回の訪問を高度に重視し、フィリピン人民に友情の腕を開き、協力の手を伸べたいのです。」ドゥテルテ大統領の訪中は必ず成功を収め、中比の関係発展を正しい軌道に回帰させるだけでなく、両国の各分野における互恵協力のために新たな道を切り拓くものになると信じている。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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