新華網北京10月19日 「経済参考」の報道によると、記者はこのほど、『新世代情報技術産業計画(2016-2020)』(以下、『計画』という)が近く公表される可能性が高いことを確認した。この文書に基づき、中国の第5世代モバイル通信技術(5G)は今後5年間に飛躍的な発展を実現することを目指している。
『計画』は2020年までに、中国の新世代情報技術産業は世界の強国の列に加わり、比較的整った産業体系とイノベーション体系を形成するという目標を掲げている。集積回路、通信設備、オペレーションシステム及びソフトウェア、スマート製造設備などの分野に対して発展計画を策定したほか、『計画』はさらに、『第13次五カ年規画』期間に、中国の5G産業の発展に向けて具体的な構想と要求事項を提示した。中国は『第13次五カ年規画』期間に、5Gインターネットテスト及び各種5G応用試験を適時に展開し、2020年までに5Gネットワークの商用化を目指す。『第13次五カ年規画』末期までに、中国は 5G国際標準及びその産業を主導し、5G通信設備産業が世界トップの陣営を維持し、モバイル端末産業が世界トップの陣営に入ることを目標としている。また、5Gモバイル通信システム設備の中国国内市場でのシェアは75%、モバイル端末は75%、モバイル端末チップは35%を目標とし、国際市場のシェアは5Gモバイル通信システム設備が35%、モバイル端末は25%、モバイル端末チップは15%を目標としている。
業界では5Gネットワークが一旦、商用化されると、1兆元規模に達するモノのインターネット産業を動かす可能性があると考えられている。5Gの商用化に伴い、ネットワーク問題は刃を迎えて解くように簡単に解決すると見られる。上述した産業は急成長期を迎え、人工智能、スマート製造などの産業もそれに付随して盛んになる。
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