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伝統的な友誼を発揚し、互恵協力を深化させ、ウィンウィンの未来を切り開く——王毅外交部長が習近平主席のカンボジア、バングラデシュ訪問並びに第8回BRICS首脳会合出席について説明を行う
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-10-18 16:40:38 | 新華網 | 編集: 薛天依

  新華網インド・ゴア10月18日 習近平国家主席は10月13日から17日にかけて、カンボジア、バングラデシュに対して国事訪問を行い、インドのゴアで開催された第8回BRICS首脳会合に出席した。行程が終了する際に、王毅外交部部長は訪問の状況を次のように記者に説明した。

一、伝統的友誼を発揚し、パートナーシップが新しい段階に邁進させるように推進する

 王外交部長は次のように述べた。習近平主席の最初の訪問国のカンボジアは、中国との伝統的な友誼は長い歴史を持つ。習近平主席は中国とカンボジアの伝統的な友誼は毛沢東主席、周恩来総理、シアヌーク太皇などの両国の先代指導者が共同で築き上げ、丹念に育てたもので、大切な宝であり、時間の経過によって強固になると度々強調した。国交樹立から58年間に、中国とカンボジアの友好は国際情勢の変化による試練に耐え、代代にわたって継承され、活気に溢れている。近年は、両国の全面的な戦略的パートナーシップが深層から発展し、両国の人民に堅実な利益をもたらしている。双方の核心的利益と重大で切実な事柄に関わる問題について、双方は一貫して相互理解と確固とした支持を行ってきている。中国とカンボジアは打ち解け合った良き友人であり、深い情で結ばれた良き友人でもある。今回の国家主席としての習近平主席のカンボジアへの初訪問は、中国とカンボジアの伝統的な友誼に新しいエネルギーを注入し、両国の協力は新しい水準まで高められる。

二、互恵協力を深め、「一帯一路」構築の新たな1ページを切り開く

 王外交部長は次のように述べた。習主席のバングラデシュ訪問は、中国の国家元首による30年ぶりの訪問にあたる。習主席の今回の訪問は、中国・バングラデシュ関係や実務的協力を新たな、より高いレベルにまで引き上げ、善隣協力の一層の深化、地域の共同発展の推進、周辺運命共同体の構築にとって重要な意義を持つ。

 王外交部長は次のように述べた。バングラデシュ側は「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を明確に支持し、積極的に参与し、共同で偉大な事業を行うことを望んでいる。訪問期間中、両国の指導者は主にそれぞれの発展戦略の結合や互恵協力の展開、「一帯一路」構築の共同推進について重要な共通認識に達し、海洋経済、港湾建設、相互接続などの分野における協力を拡大し、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の建設ができるだけ早く早期収穫を獲得するよう推進することに同意した。これは中国とバングラデシュ自身の経済発展や両国の互恵協力強化の推進に役立ち、南南協力の新しい手本を作り出しただけでなく、「一帯一路」構築にも新たな原動力を注ぎ込んだ。

  三、ウィンウィンの前途を切り開き、BRICS協力の新たな活力を奮い起こす

  王外交部長はまた次のように述べた。「木を植えるには10年かかる」。今年はBRICS諸国協力メカニズムが設立されて10周年にあたる。10年間の急速な発展を経て、BRICS諸国の協力分野は引き続き開拓され、協力メカニズムは絶えず改善され、世界経済の成長の促進、グローバルガバナンスの改善、発展途上国間の協力強化、国際関係の民主化推進のために積極的な役割を果たしてきた。同時に、国際経済の回復力の欠乏、金融市場の動揺といった社会環境や国際環境の影響を受け、BRICS協力も最近多くの課題に直面している。このような背景のもと、BRICS5カ国の指導者は先月、20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットの期間中非公式会合を行い、習近平主席によるBRICSの団結・協力の強化に関する提案が各当事者からの積極的な応答を得ていた。今回習主席がゴアで開催されたBRICS首脳会議に招かれて出席し、重要談話を発表したことは、BRICS協力の推進に対する中国側の立場や主張について一層解釈し、中国的思考を与え、各当事者の共通認識を凝集し、BRICSの今後の発展に方向を明示して、大国の気概と担いを明らかに示し、会議に出席した指導者たちの普遍的な賛同を得た。

  四、グローバルガバナンスの変革を推進し、杭州サミット以降の新時代を導く

  今回の訪問期間中、各国の指導者は中国の杭州サミットの成功開催に祝賀の意を示し、中国側が会議の成果を獲得するために行ってきた積極的な努力や重要な貢献を賞賛した。訪問国と協力の大計について共に話し合うのであろうと、多国間の場面で各国と発展の道を共に図るのであろうと、習主席が訪問中に提起した提案や理念は、いずれも杭州サミットの共通認識と一脈通じ、多方面の知識を融合させて全面的な理解を得ており、中国側がグローバル経済ガバナンスを揺るぎなく推進し、グローバル・パートナーシップを構築する自信と決意を体現している。

  習主席はBRICS首脳会議に出席した期間中、次期BRICS協力メカニズムの議長国として、中国が来年9月に福建省アモイで第9回BRICS首脳会議を開催すると宣言していた。中国は杭州サミットに基づいて世界経済の成長のために新たなビジョンを切り開き、引き続きグローバルガバナンスの変革プロセスにおける参与者、推進者、先駆者となり、人類の平和と発展という崇高な事業を推進するために、より大きく貢献していく。

  

(新華社より)

  

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新華網日本語

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新華網日本語 2016-10-18 16:40:38

  新華網インド・ゴア10月18日 習近平国家主席は10月13日から17日にかけて、カンボジア、バングラデシュに対して国事訪問を行い、インドのゴアで開催された第8回BRICS首脳会合に出席した。行程が終了する際に、王毅外交部部長は訪問の状況を次のように記者に説明した。

一、伝統的友誼を発揚し、パートナーシップが新しい段階に邁進させるように推進する

 王外交部長は次のように述べた。習近平主席の最初の訪問国のカンボジアは、中国との伝統的な友誼は長い歴史を持つ。習近平主席は中国とカンボジアの伝統的な友誼は毛沢東主席、周恩来総理、シアヌーク太皇などの両国の先代指導者が共同で築き上げ、丹念に育てたもので、大切な宝であり、時間の経過によって強固になると度々強調した。国交樹立から58年間に、中国とカンボジアの友好は国際情勢の変化による試練に耐え、代代にわたって継承され、活気に溢れている。近年は、両国の全面的な戦略的パートナーシップが深層から発展し、両国の人民に堅実な利益をもたらしている。双方の核心的利益と重大で切実な事柄に関わる問題について、双方は一貫して相互理解と確固とした支持を行ってきている。中国とカンボジアは打ち解け合った良き友人であり、深い情で結ばれた良き友人でもある。今回の国家主席としての習近平主席のカンボジアへの初訪問は、中国とカンボジアの伝統的な友誼に新しいエネルギーを注入し、両国の協力は新しい水準まで高められる。

二、互恵協力を深め、「一帯一路」構築の新たな1ページを切り開く

 王外交部長は次のように述べた。習主席のバングラデシュ訪問は、中国の国家元首による30年ぶりの訪問にあたる。習主席の今回の訪問は、中国・バングラデシュ関係や実務的協力を新たな、より高いレベルにまで引き上げ、善隣協力の一層の深化、地域の共同発展の推進、周辺運命共同体の構築にとって重要な意義を持つ。

 王外交部長は次のように述べた。バングラデシュ側は「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を明確に支持し、積極的に参与し、共同で偉大な事業を行うことを望んでいる。訪問期間中、両国の指導者は主にそれぞれの発展戦略の結合や互恵協力の展開、「一帯一路」構築の共同推進について重要な共通認識に達し、海洋経済、港湾建設、相互接続などの分野における協力を拡大し、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の建設ができるだけ早く早期収穫を獲得するよう推進することに同意した。これは中国とバングラデシュ自身の経済発展や両国の互恵協力強化の推進に役立ち、南南協力の新しい手本を作り出しただけでなく、「一帯一路」構築にも新たな原動力を注ぎ込んだ。

  三、ウィンウィンの前途を切り開き、BRICS協力の新たな活力を奮い起こす

  王外交部長はまた次のように述べた。「木を植えるには10年かかる」。今年はBRICS諸国協力メカニズムが設立されて10周年にあたる。10年間の急速な発展を経て、BRICS諸国の協力分野は引き続き開拓され、協力メカニズムは絶えず改善され、世界経済の成長の促進、グローバルガバナンスの改善、発展途上国間の協力強化、国際関係の民主化推進のために積極的な役割を果たしてきた。同時に、国際経済の回復力の欠乏、金融市場の動揺といった社会環境や国際環境の影響を受け、BRICS協力も最近多くの課題に直面している。このような背景のもと、BRICS5カ国の指導者は先月、20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットの期間中非公式会合を行い、習近平主席によるBRICSの団結・協力の強化に関する提案が各当事者からの積極的な応答を得ていた。今回習主席がゴアで開催されたBRICS首脳会議に招かれて出席し、重要談話を発表したことは、BRICS協力の推進に対する中国側の立場や主張について一層解釈し、中国的思考を与え、各当事者の共通認識を凝集し、BRICSの今後の発展に方向を明示して、大国の気概と担いを明らかに示し、会議に出席した指導者たちの普遍的な賛同を得た。

  四、グローバルガバナンスの変革を推進し、杭州サミット以降の新時代を導く

  今回の訪問期間中、各国の指導者は中国の杭州サミットの成功開催に祝賀の意を示し、中国側が会議の成果を獲得するために行ってきた積極的な努力や重要な貢献を賞賛した。訪問国と協力の大計について共に話し合うのであろうと、多国間の場面で各国と発展の道を共に図るのであろうと、習主席が訪問中に提起した提案や理念は、いずれも杭州サミットの共通認識と一脈通じ、多方面の知識を融合させて全面的な理解を得ており、中国側がグローバル経済ガバナンスを揺るぎなく推進し、グローバル・パートナーシップを構築する自信と決意を体現している。

  習主席はBRICS首脳会議に出席した期間中、次期BRICS協力メカニズムの議長国として、中国が来年9月に福建省アモイで第9回BRICS首脳会議を開催すると宣言していた。中国は杭州サミットに基づいて世界経済の成長のために新たなビジョンを切り開き、引き続きグローバルガバナンスの変革プロセスにおける参与者、推進者、先駆者となり、人類の平和と発展という崇高な事業を推進するために、より大きく貢献していく。

  

(新華社より)

  

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