宇宙船「神舟11号」の有人宇宙飛行任務を遂行する宇宙飛行士の景海鵬氏、陳冬氏は16日午前、宇宙飛行士の新しい制服(秋 冬用)を着用し、酒泉衛星発射センター問天閣で初めて記者の前に姿を現した。ニューモデルの制服が公開されるのは今回が初。
中国宇宙飛行士センター宇宙服プロジェクト実験室の席林斌副主任によると、このニューモデルは設計段階で着用の場、機能、美観、快適性、効率といった需要に十分に配慮した。美術デザイン、材料選択などの論証を重ね、宇宙飛行士の良きイメージと職業的特長を示した。
宇宙飛行士2人の左腕には中国有人宇宙事業のエンブレムが、右腕には神舟11号有人宇宙飛行任務のエンブレムが縫い付けられている。右胸には上から順に宇宙飛行士のエンブレム、氏名、宇宙飛行栄誉エンブレムが、左胸には上から順に国旗、遂行済みの任務の勲章が付けられている。景氏は神舟7号と9号の宇宙飛行を2回実施したため、宇宙飛行栄誉エンブレムには2つの星が、左胸には神舟7号と9号の任務勲章が付けられている。
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