今年上半期、中国のオンライン小売業界が急速に発展し、特に農村部の電子商取引(EC)、クロスボーダーECの発展が著しかった。中国電子商取引研究センターが7日、「2016年上半期中国オンライン小売市場データモニタリング報告」を発表。同期、中国のオンライン小売市場の取引額は2兆3141億9400万元(約34兆7129億円)だった。1兆6140億元(約24兆2100億円)だった15年上半期と比べて、43.4%増だった。同額は今年、通年で5兆2218億元(78兆3270億円)に達する見込みだ。中国網が報じた。
同報告によると、同期、中国のB2C(企業と一般消費者の取り引き)オンライン小売市場では、天猫がシェア53.2%でトップ。以下、京東24.8%、唯品会3.8%と続いた。
その他、同期、クロスボーダーEC取引額(輸入)が5125億元(約7兆6875億円)に達した。通年で1兆1000億元(約16兆5000億円)に達する見込みだ。15年の中国のクロスボーダーEC取引額は5兆4000億(約81億円)だった。
(人民網日本語版)
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