新華網ワシントン8月31日(新華社記者/鄭啓航)「大量の人口を擁する世界第二の経済体として、中国は世界経済の分野で重要な役割を果たし続けていくでしょう。今後の数年間、私たちは中国の発展に引き続き注目する見通しで、中国の長期的な成長の見通しに十分自信があります。」と、米国の著名な製造業企業、バーミヤ(Vermeer)社のメリー・アンドリンガ(Mary Andringa)会長(チャイニーズネームは葉美雲)は近日新華社記者の書面での取材に応じた際に、語った。
20カ国・地域グループ(G20)首脳会議(サミット)とG20ビジネスサミット(B20サミット)が9月初めに中国・杭州で開催される。
今年のB20には金融による経済成長の促進、貿易投資、インフラ、中小企業の発展、雇用や腐敗取締りといった6つの議題が設けられ、世界の533のビジネス・企業、商協会、国際機関及びシンクタンクの代表で構成された5つの議題作業グループがそれに伴って成立された。アンドリンガ会長は中小企業発展の作業グループの共同議長としてB20サミットに出席する。
アンドリンガ会長は次のようにみなしている。世界経済の分野とG20内において、中国はいずれも重要な役割を果たしており、世界経済の持続可能な開発のための重要な一員だ。当面世界各国は相互に連携し合っているが、世界にも不確実性が存在し、各国は緊密な協力を通じてプラスの成果を生み出すことができる。グローバルな多国間の分野において、中国の積極的な参与は持続可能な開発を促進し雇用を増加させる政策の策定にとって非常に重要だ。
中国が今年のG20サミットのために設けたテーマ「革新的で活力があり、連動する包括的なグローバル経済の構築」に対し、アンドリンガ会長は次のような見方を示した。「連動」と「包括」はメンバーに手を携えて課題に対応し、困難を克服すべきだと注意を促し、「活力」の意図は世界経済発展の活力の増加に尽力することにあり、「革新」は成長と緊密に関連し、今年のB20が提起したいくつかの提案や事例を研究する目的は、G20メンバーの革新能力を強化することにある。
(新華社より)
関連記事: