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中東欧国家、中国からの投資を熱望
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-08-31 11:37:47 | チャイナネット | 編集: 沈冰洁

  中国との協力強化に対する中東欧国家の熱意は、イベント当日の重慶市の気温42度よりも高かった。このほど開かれた「中国-中東欧国家物流インフラ投資協力プレゼンテーション活動」のなかで、ポーランド、ルーマニア、クロアチア、チェコ、ハンガリーなど中東欧諸国の在中国大使館代表は絶え間なく、自国への資金導入のアドバンテージをアピールした。

  在成都ポーランド総領事館のカーシャ総領事は、中東欧国家の多くが物流インフラの高度化や、高速鉄道と港湾の建設を国家戦略としており、中東欧全体で物流産業の成長の見通しは良いと説明。中国の投資家が中東欧国家の建設に関与することを望むと述べた。

  ポーランドについてカーシャ総領事は、「ポーランドのドゥダ大統領が2015年の中国訪問時に、“一帯一路”の重要な協力パートナーになる意向を明らかにした。ポーランドでは現在、送電ネットワークや陸海連絡輸送ネットワークの高度化を進めており、クロスボーダー鉄道の建設加速や中国企業によるインフラ市場への十分な投資を希望する」としている。

  カーシャ総領事によると、ポーランドで進行・計画中のプロジェクトは多くの分野に及ぶ。バルト海鉄道プロジェクトは、ラトビアとリトアニアを通ってポーランドに入る唯一の鉄道で、第1期工事が2017年に完了し、第2期の資金導入入札を今年秋に終える予定だ。バルト海南岸に位置するポメラニアには新たな産業パーク建設が計画され、欧州につながる重要な港湾がある。ウッチはポーランド交通ネットワークの要所で、高速鉄道の新設プロジェクトを計画しており、現在ポーランド政府が積極的に中国企業と接触している。

  黒海で最も重要な港湾、コンスタンツァ港を有するルーマニアは、港の拡張と工業パークの高度化を進める必要に迫られている。在中国ルーマニア大使館のオーグスティン参事官(ビジネス担当)は、ルーマニアがドナウ川に多くの港を持っており、いずれも近代的に高度化する必要がある上、港から広がる道路や鉄道の建設も急がなければならないと指摘。ルーマニアのドナウ川から黒海への水路と陸路を通れば、中国の貨物をスムーズに西欧へ運べると話した。

  工業パークに関してルーマニアの状況は特別だ。オーグスティン参事官は、ルーマニアでは工業パーク70カ所以上、企業1100社超が各地域に分散し、ITや石油を中心に異なる特色の工業パークを形成していると説明。「ルーマニアは重要なエネルギー産業国で、今後は中国とエネルギー対話・協力センターを設立する。全てのパークには税減免措置が講じられるため、中国企業の投資には有利だろう」と述べた。

  港湾輸送を支柱産業の一つとするラトビアも同様に、陸海連絡輸送ネットワークの建設を重視している。在中国ラトビア大使館のスパー参事官(交通担当)は、バルト海主要港湾3カ所の専門性が非常に強く、それぞれに特長があることを明らかにした。エストニアは人員の往来、リトアニアは漁業、ラトビアは貨物輸送がメインとなる。「ラトビア港は重要な積換え港湾で、現在バルト海連合鉄道の建設を進めており、中国による鉄道建設への関与を大いに歓迎する」と話している。

  スパー参事官は、中国企業が現地企業の買収を通じて新設プロジェクトに参加することも可能で、合併・買収が難しければ試しに関連企業を買収しても良いと提案した。

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

中東欧国家、中国からの投資を熱望

新華網日本語 2016-08-31 11:37:47

  中国との協力強化に対する中東欧国家の熱意は、イベント当日の重慶市の気温42度よりも高かった。このほど開かれた「中国-中東欧国家物流インフラ投資協力プレゼンテーション活動」のなかで、ポーランド、ルーマニア、クロアチア、チェコ、ハンガリーなど中東欧諸国の在中国大使館代表は絶え間なく、自国への資金導入のアドバンテージをアピールした。

  在成都ポーランド総領事館のカーシャ総領事は、中東欧国家の多くが物流インフラの高度化や、高速鉄道と港湾の建設を国家戦略としており、中東欧全体で物流産業の成長の見通しは良いと説明。中国の投資家が中東欧国家の建設に関与することを望むと述べた。

  ポーランドについてカーシャ総領事は、「ポーランドのドゥダ大統領が2015年の中国訪問時に、“一帯一路”の重要な協力パートナーになる意向を明らかにした。ポーランドでは現在、送電ネットワークや陸海連絡輸送ネットワークの高度化を進めており、クロスボーダー鉄道の建設加速や中国企業によるインフラ市場への十分な投資を希望する」としている。

  カーシャ総領事によると、ポーランドで進行・計画中のプロジェクトは多くの分野に及ぶ。バルト海鉄道プロジェクトは、ラトビアとリトアニアを通ってポーランドに入る唯一の鉄道で、第1期工事が2017年に完了し、第2期の資金導入入札を今年秋に終える予定だ。バルト海南岸に位置するポメラニアには新たな産業パーク建設が計画され、欧州につながる重要な港湾がある。ウッチはポーランド交通ネットワークの要所で、高速鉄道の新設プロジェクトを計画しており、現在ポーランド政府が積極的に中国企業と接触している。

  黒海で最も重要な港湾、コンスタンツァ港を有するルーマニアは、港の拡張と工業パークの高度化を進める必要に迫られている。在中国ルーマニア大使館のオーグスティン参事官(ビジネス担当)は、ルーマニアがドナウ川に多くの港を持っており、いずれも近代的に高度化する必要がある上、港から広がる道路や鉄道の建設も急がなければならないと指摘。ルーマニアのドナウ川から黒海への水路と陸路を通れば、中国の貨物をスムーズに西欧へ運べると話した。

  工業パークに関してルーマニアの状況は特別だ。オーグスティン参事官は、ルーマニアでは工業パーク70カ所以上、企業1100社超が各地域に分散し、ITや石油を中心に異なる特色の工業パークを形成していると説明。「ルーマニアは重要なエネルギー産業国で、今後は中国とエネルギー対話・協力センターを設立する。全てのパークには税減免措置が講じられるため、中国企業の投資には有利だろう」と述べた。

  港湾輸送を支柱産業の一つとするラトビアも同様に、陸海連絡輸送ネットワークの建設を重視している。在中国ラトビア大使館のスパー参事官(交通担当)は、バルト海主要港湾3カ所の専門性が非常に強く、それぞれに特長があることを明らかにした。エストニアは人員の往来、リトアニアは漁業、ラトビアは貨物輸送がメインとなる。「ラトビア港は重要な積換え港湾で、現在バルト海連合鉄道の建設を進めており、中国による鉄道建設への関与を大いに歓迎する」と話している。

  スパー参事官は、中国企業が現地企業の買収を通じて新設プロジェクトに参加することも可能で、合併・買収が難しければ試しに関連企業を買収しても良いと提案した。

 

(チャイナネット)

 

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