北京の新築分譲住宅 中古住宅の成約件数と価格は、7月に共に上昇した。商住混合マンションは購入制限の噂に収拾がつき、成約件数が大幅に減少した。全体的に見ると、中古住宅が北京住宅市場の主力軍となっている。新築分譲住宅の高級化が加速し、平均成約金額は500万元(1元は約15.40円)以上に達している。北京晨報が伝えた。
中原地産研究センターの統計データによると、保障房(低中所得者用住宅)を除く北京の7月の分譲住宅成約件数は計4933戸で、6月の4685戸から5%増加した。平均成約価格は1平方メートル当たり3万7566元で、6月比で3000元ほど上昇し、過去最高を記録した。
全体的に見ると、北京の住宅市場はほぼ中古市場の段階に入っており、新築分譲住宅の高級化が加速している。データによると、北京の新築分譲住宅の平均成約価格は525万元に達しており、前年の379万元から38.5%上昇している。面積140平方メートル以上の大型住宅の成約件数が32.5%を占めた。この数値は前年の段階では23.6%のみだった。
中原地産の張大偉チーフアナリストは「五環内の新築分譲住宅のうち、500万元以内の住宅は800戸のみで、しかも南五環に集中している。五環内では、500万元以内の新築住宅がほぼなくなった。北京はすでに都市化の最終段階に入っており、供給量が今後大幅に増加することはない。政策的には土地の供給を増やしているが、2016年の供給不足の情勢を変えることは難しい」と指摘した。
(人民網日本語版)
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