現在、中欧班列が輸送する貨物は、運行開始当初の携帯電話端末やパソコンなどのIT製品から徐々に衣類、靴、帽子、自動車・部品、食品、ワイン、コーヒー豆、木材、家具、太陽エネルギー設備、化学工業製品、機械設備などに広がった。一方で復路の貨物供給が非常に困難な状況に対し沿線国の鉄道や物流企業と協力を強め、国外の自動車部品、自動車、木材などの物流プロジェクトを中心に国際入札へ積極的に参加し、復路の貨物供給源を開拓している。
2016年は復路運行が順調に拡大し、運行本数が6月末時点で290本と前年同期に比べ318%増加した。これは往路運行本数の約50%に当たる。運営方法が日に日に成熟・改善するなか、中欧班列は緑色環境保護につながる安全・快速な国際物流の新方式として、国内外の政府・企業から大きな注目と歓迎を受けており、国際的に著名な物流ブランドに急成長している。
(チャイナネット)
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