新華網ロンドン8月1日(記者張家偉)28日に出版された『ネイチャー』誌の増刊号「Nature Index 2016 Rising Stars(ネイチャーインデックス2016ライジングスターズ)」ランキングによると、科学研究成果の産出量で世界トップ100の科学研究機関のうち、40社が中国の研究機関だった。この最新ランキングは中国の科学研究の実力がここ数年に著しく上昇したことを表わしている。
「ネイチャーインデックス2016ライジングスターズ」増刊号は、高品質の科学研究論文が最も多く増加した国と機関を公表している。ランキングは2012年から2015年までのネイチャーインデックスの絶対的な貢献値の推移を依拠としている。ネイチャーインデックスは世界の8,000余りの科学研究機関の68種類の高品質の科学定期刊行物における論文の発表状況を追跡している。
最新の世界ランキングによると、中国科学院は高品質の科学研究成果の産出量が最も多くの100の機関のトップに位置している。中国の大学8校がその後に続き、それぞれ北京大学、南京大学、中国科学技術大学、南開大学、浙江大学、復旦大学、清華大学、蘇州大学の順になっている。即ち、ランキングの上位9位はすべて中国の科学研究機関だった。
ネイチャーインデックスの創設者、ディビッド・スウィンバンクス氏は、次のように語った。中国の高品質の科学研究成果の産出量は大幅に増加しており、「我々が中国を新星と捉えていないのは、その成長の軌跡が非常に安定しているためだ。一方で、今期増刊号では、確かに一部の新星と呼ばれる中国の研究機関が頭角を現わしている。」
(新華社より)
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