(写真はネットより)
新華網北京7月21日 北京青年報によると、「世界で最も高収益の高速鉄道」として名高い京滬(北京―上海)高速鉄道は昨日、昨年の純利益は65億8,100万元だったことを初めて公表されたことで、やっと自分を立証する機会を得た。現時点で国内で唯一、黒字の高速鉄道路線となっている。
京滬高速鉄道の「黒字」は旅客輸送量に
旅客輸送量と収益は京滬高速鉄道の決め手となっている。京滬高速鉄道公司の蔡慶華元董事長は2011年6月に実際に開通した後の状況は予想をはるかに上回り、旅客輸送量と収益が急速に増加したと説明した。2012年京滬高速鉄道は乗車券の収入が173億8千万元、2013年は222億5,800万元、2014年の乗車券の収入は約300億元に上った。
次の高収益高速鉄道はどの路線か
北京交通大学経営学院の趙堅教授は、国家発展改革委員会が開催した高速鉄道に関する事後評価に参加し、多数の高速鉄道路線の財務状况をわりと把握した。趙堅教授は次のような見解を示した。所在区域の人口密度と経済発展水準が比較的高いため、長江デルタ、珠江デルタ地区の高速鉄道路線の運営状況は比較的好調で、滬寧(上海―南海)高速鉄道、滬杭(上海―杭州)高速鉄道、武広(武漢―広州)高速鉄道などの路線は次の黒字の高速鉄道になる可能性が高い。
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