ドイツの難民問題に関する政策の調整を担当するペーター・アルトマイヤー官房長官は19日、「先日起こった、一人の難民の若者による列車での乗客襲撃事件によって、数千人に上る難民の若者たち全てのイメージが損なわれることはない」と示しました。
この事件について、アルトマイヤー官房長官は「恐ろしく、悲しい事件であり、暴力行為に違いない。現在、多くの部門が協力し、徹底調査を行っている」と話しました。
また、アルトマイヤー官房長官は「ヨーロッパとほかの国々には、同じような事件を起こそうと企む極少数の人間がいるのは事実だ。ドイツ政府はその脅威を直視し、必要な措置を講じて対応しなければならない。ドイツ政府は事件発生の原因、そして今後の難民問題への対応調整を検討すべきだ」と指摘しました。
(中国国際放送局)
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