資料写真
新華網北京5月25日 日本の厚生労働省が23日に公表した2015年人口動態統計データによると、日本の合計出生率、即ち女性1人が生涯に産む子供数は1.46となり、1994年以降、最高水準に達した。同年の日本の合計出生率は1.50だった。
データから2015年の日本の合計出生率は2014年比で0.04ポイント増加し、乳児の出生数は100万5,700人で、2014年比で2,117人増加し、2010年以降、初めて増加したことがわかった。もう一方で、死亡者数は129万400人で、第二次世界大戦後、最高の数値となった。死亡者数から出生数を引いた人口の自然減少規模は約28万4,800人で、史上最多となった。
厚生労働省の関係者は、出産年齢の20歳から39歳の女性人口が減少しつつあるとの判断に加えて、今後の死亡者数が増加する見通しもあり、「人口の減少が加速する傾向は今後さらに続く。」と述べた。
(新華社より)
関連記事: