新華網香港5月18日(記者王小旎)「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」フォーラムが18日に開幕する。香港の弁護士業、測量工事業及び金融業関係者は、「一带一路」戦略は香港と内地(中国大陸部)が緊密に協力していくための新しい一里塚となり、国の政策支持のもと、両地の専門業関係者が優位性相互補完を通じて、国際化に向けてビジネスチャンスを共同開拓することが可能だとみなしている。
香港中小規模弁護士業協会の陳曼琪会長は次のように述べた。香港の法律界の国際的な視野と言語の優位性が「一帯一路」の中で役割を発揮することができるだろう。協会は香港人弁護士の「一帯一路」における役割や位置づけを検討し、香港の中小規模弁護士業のブランドや国際競争力を向上させる見通しだ。協会は今後も内地により多くの香港人弁護士を推薦し、内地の弁護士と多元化・国際化した団体を共に組織していく。
香港の測量及び工事業界は、「一帯一路」は中長期の期間を要してようやく実質的な経済効果を目にすることができ、それには十年かかるだろう。しかし、初期企画やインフラにおいては、依然として多くの就労チャンスをもたらすものと普遍的にみなしている。
香港エンジニア学会の陳志超会長は、香港人エンジニアの専門レベルは国際的に認められており、すでに長年「海外進出」の経験を積み上げ、国際的な大型プロジェクトの管理に熟練しているので、「一帯一路」を利用して専門技術を輸出することが期待できるとの見解を示している。
香港経済民生連盟の副主席、立法会議員の張華峰氏は、次のように語った。「一帯一路」は国が経済発展を促すための重要なエンジンで、金融界が最も注目するのは「一帯一路」の金融プラットフォームとしてのアジアインフラ投資銀行(AIIB)の発展だといえる。香港は積極的に打って出て、AIIBが香港で本部を設立するよう促し、多国籍企業が香港を通じて資金調達や融資を行うよう引きつけていくべきだ。
(新華社より)
関連記事: