新華網台北5月12日(記者/陳鍵興、章利新)台湾当局の指導者馬英九氏は11日、次のような見方を示した。これまでの8年間、当局は「九二共識」を基礎として両岸の平和的発展を推進し、両岸関係をまったく異なる時代に足を踏み入れさせてきた。どの政党が政権を握るに関わらず、先人がすでに植えた木や咲いた花、花からなった実はいずれも大切にするべきだ。民衆が「九二共識」の成果を大切にし、両岸関係を引き続き平和と繁栄の方向に向けて進めていけるよう期待している。
馬英九氏は当日の午前、台北で林 中森・海峡交流基金会(海基会)理事長、 夏立言・大陸委員会主任委員、王郁琦前大陸委員会主任 委員、及び呉美紅前大陸委員会副主任委員に勲章を授与し、四人が両岸関係の平和的、安定的発展を維持し、及び台湾海峡の平和と繁栄を強固にさせるために行ってきた努力と貢献に対し表彰した。馬英九氏は式辞を述べた際に上述の表明を行っている。
中国国民党の洪秀柱主席は11日、国民党中央常務委員会で次のように表明している。国民党が政権をにぎってから8年にわたる外事事務で実り多い成果を得ることのできたカギは、両岸関係の安定的 発展にあり、また、両岸関係維持の基礎はつまり「九二共識」や「九二共識」により互いの間にもたらされた善意にある。8年にわたる実り多い成果が民進党の「九二共識」に反対するイデオロギーのために、両岸の善意の基礎を存在させなくしてしまう可能性が極めて高い。
(新華社より)
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