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中国外交部:中国は個別の国が南中国海問題で「小国による大国強請り」を放任しない
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-05-10 11:20:58 | 新華網 | 編集: 谢艳

   新華網北京5月10日(記者/靳若城)フィリピンが大きい実力差のせいで二国間交渉を通じて紛争を解決できないため、やむをえず南中国海問題に関する仲裁を申し立てたというコメントについて、中国外交部の陸慷報道官は9日、中国は「大国による小国いじめ」をすることはないが、個別の国が不正なやり方で「小国による大国強請り」をすることを放任しないと表明した。

   ある記者は次のように質問した。あるコメントは次のように見なしている。中国は大国で強大な国力を持っており、フィリピンは中国との実力差が大きい。フィリピン側は完全に二国間交渉を通じて中国側との領土・海洋境界画定の紛争を解決することができないため、仲裁案を申し立てたのだ。中国側はこれに対してどのように評するのか。

   これを受け、陸慷報道官は次のように答えた。この言い方はまったく黒を白と言いくるめ、また、人々にいわゆる「大国原罪論」を連想させる。これは明らかに個別の下心を持つ者が中国に泥を塗ろうと企んでいる言い訳だ。その背後は国が強大になるとかならず覇権を求め、または自分の考えで他人のことを推し量るというロジックが災いしている。

   陸慷報道官は次のように示した。中国は平和発展の道を堅持し、防御的な国防政策を堅持し、「隣国と友好的に付き合い、隣国をパートナーとする」周辺外交政策を堅持し、交渉・協議で紛争を平和的に解決することを堅持している。この政策は中国人民の血液の中に流れる平和を愛する遺伝子によって決定されているものだ。この政策からのメリットによって、新中国成立以降、中国は14の陸地隣国の中の12カ国と歴史事実と国際法の基本準拠に基づき、二国間の協議と交渉を通じて、共同国境線を画定しかつ踏査測定し、画定また踏査測定された国境線の長さは2万キロメートル余りに至り、全長の90%以上を占める。このほか、中国とベトナムは交渉・協議を通して北部湾にある両国の海洋境界線を画定した。

   陸慷報道官は次のように述べた。地域の大国として、中国は地域の平和安定を守る重要な意義と自国の責任や担当を真に理解している。長期にわたって、中国側は大局の見地から、建設的な態度で責任を負って南中国海問題を処理し、交渉と協議の大きな扉をずっと開けている。一方、フィリピンは中国・フィリピンの共通認識を顧みず、中国側と交渉協議して問題を解決する誠意に欠けているどころか、南中国海で「被害者」に扮して、絶えず挑発し、もめごとを引き起こし、矛盾を激化し、地域の平和と安定を悪化させている。中国は「大国による小国いじめ」をすることはないが、個別の国が不正なやり方で「小国による大国強請り」をすることを放任・容認しないと表明した。(翻訳/謝艶)

 

(新華社より)  

 

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新華網日本語 2016-05-10 11:20:58

   新華網北京5月10日(記者/靳若城)フィリピンが大きい実力差のせいで二国間交渉を通じて紛争を解決できないため、やむをえず南中国海問題に関する仲裁を申し立てたというコメントについて、中国外交部の陸慷報道官は9日、中国は「大国による小国いじめ」をすることはないが、個別の国が不正なやり方で「小国による大国強請り」をすることを放任しないと表明した。

   ある記者は次のように質問した。あるコメントは次のように見なしている。中国は大国で強大な国力を持っており、フィリピンは中国との実力差が大きい。フィリピン側は完全に二国間交渉を通じて中国側との領土・海洋境界画定の紛争を解決することができないため、仲裁案を申し立てたのだ。中国側はこれに対してどのように評するのか。

   これを受け、陸慷報道官は次のように答えた。この言い方はまったく黒を白と言いくるめ、また、人々にいわゆる「大国原罪論」を連想させる。これは明らかに個別の下心を持つ者が中国に泥を塗ろうと企んでいる言い訳だ。その背後は国が強大になるとかならず覇権を求め、または自分の考えで他人のことを推し量るというロジックが災いしている。

   陸慷報道官は次のように示した。中国は平和発展の道を堅持し、防御的な国防政策を堅持し、「隣国と友好的に付き合い、隣国をパートナーとする」周辺外交政策を堅持し、交渉・協議で紛争を平和的に解決することを堅持している。この政策は中国人民の血液の中に流れる平和を愛する遺伝子によって決定されているものだ。この政策からのメリットによって、新中国成立以降、中国は14の陸地隣国の中の12カ国と歴史事実と国際法の基本準拠に基づき、二国間の協議と交渉を通じて、共同国境線を画定しかつ踏査測定し、画定また踏査測定された国境線の長さは2万キロメートル余りに至り、全長の90%以上を占める。このほか、中国とベトナムは交渉・協議を通して北部湾にある両国の海洋境界線を画定した。

   陸慷報道官は次のように述べた。地域の大国として、中国は地域の平和安定を守る重要な意義と自国の責任や担当を真に理解している。長期にわたって、中国側は大局の見地から、建設的な態度で責任を負って南中国海問題を処理し、交渉と協議の大きな扉をずっと開けている。一方、フィリピンは中国・フィリピンの共通認識を顧みず、中国側と交渉協議して問題を解決する誠意に欠けているどころか、南中国海で「被害者」に扮して、絶えず挑発し、もめごとを引き起こし、矛盾を激化し、地域の平和と安定を悪化させている。中国は「大国による小国いじめ」をすることはないが、個別の国が不正なやり方で「小国による大国強請り」をすることを放任・容認しないと表明した。(翻訳/謝艶)

 

(新華社より)  

 

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