新華網カブール5月10日(記者/仇博、趙乙深)中国駐アフガニスタン大使館とアフガニスタン外務省は8日、カブールで共同でセミナーを主催し、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の提案が中国・アフガニスタン両国の関係や経済貿易の発展を促進するといった問題について交流を行った。
姚敬・在アフガニスタン中国大使はスピーチの中で、「一帯一路」の提案の目的は、中国と関係諸国の発展戦略を結びつけ、貿易と投資の強化を通じて経済成長を促進し、各国間の繋がりを増進させることにあると語った。
姚大使は次のように表明した。アフガニスタンは古代シルクロード上にある重要な国の一つで、かつては東アジア、西アジアと南アジア地域を繋ぐ重要な拠点だった。中国はアフガニスタンと「一帯一路」建設において、政策協調や貿易金融の一体化及び人的交流の増進などを含む多分野での協力を展開し、「中国・アフガニスタン運命共同体」のために新たな1ページを描いていきたい。
アフガニスタンのカルザイ外務副大臣は、アフガニスタンは古代シルクロードの重要な中継地として、東西文明と貿易を結びつけてきた。「一帯一路」の提案の実行は、アフガニスタン・中国の両国が新型の協力関係を確立し、政治、貿易、運輸、金融及び公共投資などの面で意思疎通を強化するのに必要だとの見方を示した。
(新華社より)
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