新華網北京4月18日 日本・九州では14日と16日に2度発生した強震に対する救援作業が現在行われており、太平洋を隔てたエクアドルでは北京時間の17日早、M7.8の地震が発生した。なぜ日本とエクアドルに地震が多いのか。これらの地震の間には関連があるのか。
プレート構造の理論では、地球の岩石圏(リソスフェア)はプレートが合わさってできたもので、プレートの境界は不安定で、プレート運動には引く力と押す力があり、エネルギーの放出により地震や火山噴火を発生させるとみなされている。また、地震が多発するプレート間の境界部は地震帯と呼ばれている。
地震が多い国として、日本とエクアドルは世界で最も主要な地震帯である環太平洋地震帯に位置している。この地震帯にはひと繋がりの海溝があり、島嶼や火山が太平洋をめぐって馬蹄形を呈し、全世界の80%以上の浅発地震、やや深発地震及び深発地震が集中しており、この地震帯は「 Ring of Fire (環太平洋火山帯)」とも称されている。
アメリカ地質調査所は、日本九州の地震は主にフィリピン海プレートがユーラシアプレートへの急降下によってもたらされたので、エクアドル地震はナスカのプレートと太平洋のプレートの相互作用によってもたらされたので、この2つのプレート境界では歴史の上で何度も強震があった。
(新華社より)
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