新華網北京4月12日（記者/斉中熙）中国の全国観光投資項目管理システムによると、次のようなことが明らかになった。今年第一四半期に全国の建設中の観光プロジェクトは８９３５箇所あり、観光業の実際投入額は前年同期比１０.３８％増の１１７５億５０００万元になった。全体的に見ると、全国の観光投資は引き続きハイスピードな成長の傾向を保っており、投資規模が絶えず拡大され、投資主体は日増しに多種多様化になり、観光地、観光町村などが投資のホットスポットとなっている。
中国の国家観光局の関係責任者は、現在、全国の観光投資が以下のような新たな特徴を現していると表明した。
一つ目は、大規模観光プロジェクトの成長が迅速であること。今年第一四半期、全国の観光投資額１００億元以上のプロジェクトは前年同期比１５.４％増の１９５あり、実際投入額は前年同期比８２.４％増の２４５億５７００万元になった。
二つ目は、東部地区が観光投資の重点で、西部地区が観光投資の成長点になること。東部地区の実際投入額は５４６億８０００万元に達し、全国の４６.５％を占めている。山東省、河北省、江蘇省、浙江省などの省、自治区、直轄市は民営資本による投資のホットスポットとなった。西部地区の実際投入額は２６５億４０００万元で、全国の２２.６％を占めている。
三つ目は、民間資本が活躍していること。第一四半期の民営企業の実際投入額は７４６億４４００万元で、全国の観光への投資額の６３.５％を占めている。
四つ目は、観光の新業態への投資は際立っていること。町村観光、生態観光、文化イベント、スキーなどのリゾート観光への投資額は明らかに増えている。農村部の観光プロジェクトへの実際投入額は３０２億４６００万元で、すべての業態プロジェクトへの実際投入額の８.３％を占めている。（翻訳/謝艶）
（新華社より）
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