韓国保健社会事務研究所が21日発表したデータで、韓国では出生率の継続的な下落が響き、60年には不足労働力が900万人に達する見通しとなった。
韓国では24年に労働力不足がスタート。60年には不足労働力が人口全体の2割前後に達するという。しかし、報告書の作者は「今回のデータが労働力不足が必ず起きることを保証するものではない」と指摘。出生率の低下や人口構造の変化が影響し、韓国経済の労働力は短期的に縮小、不足する可能性があるとした。
韓国・聯合ニュースによると、韓国では女性の社会進出拡大に伴い、人口構造が変化。女性1人が産み育てる子供の数は減っている。14年には出生率が1.2になり、人口維持に必要な2.1を大きく下回った。
(Record China)
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