トルコ現地メディアの19日の報道によりますと、トルコ最大の都市イスタンブールの中心部のイスティクラル通りで同じ日、爆発があり、少なくとも5人が死亡、36人が負傷したということです。
イスタンブールの司法調査部門によりますと、この爆発少なくともでイスラエル人3人とイラン人1人が死亡し、死亡者の遺体からは爆発物の一部と見られる金属片とねじ釘が発見されたということです。
一方、アメリカのホワイトハウスは、アメリカ人2人がこの爆発事件で死亡し、負傷者にはアイルランドとアラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、ドイツ、イラン、アイスランドの6か国からの観光客がいると発表しました。
事件発生後、国連、およびトルコとアメリカ、イランなど国々は、いずれも声明を発表し、この自爆事件に対する非難を表明した上で、トルコ国内におけるテロ取り締まりへの協力を強化する意向を伝えました。
ここ数か月、トルコではテロ襲撃事件が頻発しています。これまでの半年、同国の首都・アンカラで爆弾による襲撃事件が3回起こっており、今月13日に発生した爆破事件では37人が犠牲となっています。
(中国国際放送局)
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