新華網東京3月15日 (記者/華義)日本の高浜原子力発電所は9日、日本の地方裁判所から稼働停止命令を受けた。これに続き、14日は日本で唯一稼働中の原発——川内原子力発電所も危機対応への準備不足が露呈し、同原発周辺の半数近くの放射線測定器が正常に作動できていない。
2011年の福島原発事故後、日本政府は原子力災害対策を策定し、地方政府に原発周辺の民衆の放射線避難計画を作成し、原発周辺に放射線測定器を設置するように要請した。
日本メディアの14日付の記事によると、川内原子力発電所周辺に設置された48台の放射線測定器のうち、22台が正常に作動できず、1時間当たりに80マイクロシーベルトの数値を検知できるだけで、より高い放射線測定量を表示できない。これは重大原発事故が一旦、発生すると、これらの放射線測定器は、地方政府が避難勧告を発するかどうかの正確な依拠を提供できないことを意味する。
(新華社より)
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