ある調査から、電話での会話の際に、女性が最も嫌う男性の言葉トップ10が明らかになり、「お湯をたくさん飲みなさい」という言葉が首位に立った。だが、一見相手を思いやるようなこの言葉が、なぜ女性に嫌われるのだろうか?斉魯晩報が伝えた。
〇「お湯をたくさん飲みなさい」と言ったら、彼女は怒り出した。
調査結果によると、「お湯をたくさん飲みなさい」「一体どうしたの?」「ハハハ」「その話はまたあとで」「全部僕が悪いんだ」「君に任せるよ」「まだいるの?」「ご飯食べた?」「忙しいんだね」「早く寝なさい」が、女性に最も際われる言葉トップ10だった。
済南の大学に通う徐さんは、この結果に大いに共感し、「ある時、僕の彼女が風邪気味だというので、『お湯をたくさん飲んだ方がいいよ』と言った。その言葉を聞いて彼女が怒りだすとは意外だった。その後、怒った理由を彼女に尋ねたけど、教えてくれなかった。今でもその理由は分からない」と話した。
30歳過ぎの唐氏によると、これらの言葉は、言葉そのものが問題ではなく、話し方がキーポイントだという。「悪かったね。全部僕に非があるよ」と、「分かった分かった、全部僕が悪いんだ」では、全く相手に与える印象が違う。
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〇「分からないより、いい加減にあしらう態度の方が嫌」
記者は7日、20歳から40歳の女性19人に取材を行った。今回発表された「トップ10」の結果について、多数の回答者が「ほぼ賛成」を表明した。
女子大生の王さんは、「実際、これらの言葉自身は悪いものではない。もし私が彼氏のこれらの言葉に怒ったならば、その原因は、彼が私のことを理解していないことにある。たとえば、体調不良の時や生理痛の時、いつもより慰めやいたわりが欲しい。こんな時に、彼が『たくさんお湯を飲んだら』としか言わないなら、やっぱりむかつくだろう」と話した。自分のことを分かってくれないことより、いい加減にあしらわれることのほうが、女性にとって我慢がならない事のようだ。
今年40歳になる顧さんは、これらの言葉に対してそれほど癇に障ることはないという。「これらの言葉を聞いて、特別喜ぶ、あるいは特別腹が立つ、ということはほとんどなくなった。もし私を喜ばせたいなら、実際の行動で示してほしい」と彼女は述べた。
〇女神を喜ばせたいのなら、お互いに学び合う姿勢が大事
なぜ女性は「お湯をたくさん飲みなさい」いった類の言葉を嫌うのだろうか?家族心理学が専門の宋家玉氏は、次のような見方を示した。
心理学的に分析すると、これらの言葉は、『いいかげん』『あしらい』という意味合いを帯びている。そして、女性が最も嫌なことは、『いいかげん』だ。感情レベルの交流こそ、彼女たちが本当に求めていることだ。
男女の異なる生理構造は、男女の異なる心理構造を決定づけている。女性の生理構造は、安全感や保護されることを求めている。一方、男性の生理構造は、男性は女性を労わり、保護しなければならないという観念を導いている。
(人民網日本語版)
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