資料写真:福島第一原発
日本メディアによると、福島第一原子力発電所事故の発生後、福島県は児童の甲状腺検査を実施している。専門家らで構成された福島県県民健康調査検討委員会・甲状腺検査評価部会が2月15日に開かれ、第1回検査で甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された児童は116人にのぼったことが明らかにされた。これを受け、ある委員は「原発事故発生後数年内の内部被ばく線量の統計をとり、再び慎重な判断を下すべきだ」との見解を示した。同委員会は、「放射線の影響だと断定するのは難しいが、今後も検査を継続し長期的に研究判断する必要がある」とした。
(チャイナネット)
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