新華網パリ2月6日 (記者/韓氷)経済協力開発機構(OECD)は4日、政治献金に関する研究報告書を初めて発表し、多数の先進国は政党活動への献金と選挙運動の寄付金に対する監督管理の強度が不十分で、政治献金に対する監督管理を強化し、公衆の利益をより適切に擁護しなければならないと指摘した。
報告書はまた、次のように提示している。多くの先進国に政治家と企業の癒着が存在するため、公共政策は利害関係のあるグループの影響を受け、社会の健全な発展を妨げている。米国のある研究で、大企業の取締役会に執政党との人脈があるかどうかは、その企業が連邦政府と調達契約を交わす可能性を判断するための最も有力な「風見鶏」であることがわかった。フランスでは、パリなどの大都市の公共事業契約は通常、関連政党を支持する企業が獲得する。
経済協力開発機構によると、34の加盟国のうち、わずか3分の1足らずの国だけが独立した選挙管理機関を設置しており、半数の国だけが匿名での政治献金を全面的に禁止している。
(新華社より)
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